生まれた朝を 覚えているわ あの瞬間を…… そっと 瞳(め)を開けた その前には 愛が待っていた 緑の木々の そのすき間から 陽が射すように 大切な命 この世に受け 少し 眩しくて 時が過ぎて行く その速さに すぐ 忘れてしまう "生きる″というのは あの感動 苦しい時も 悲しい時も ねぇ 覚えてて いくつの朝を 迎えたでしょう あの誕生から きっと 運命は 今日の日まで すべて 知っているわ 生まれた朝を 覚えているわ あの ときめきを…… 何もわからない 無垢な笑顔 愛が 支えてた 初めてなのに なつかしいのは そのぬくもりと 母親の匂い 胸の鼓動 そばにいたかった 夢が覚めるのは それが夢と ふと 気づくことなの "生きる″というのは その連続 楽しい時も 嬉しい時も また やって来る 生まれた朝を 思い出してね あの 瞬間を…… なにがあったって 帰る場所で 愛は 待っているわ きっと 運命は 今日の日まで すべて 知っているわ