明かりの灯らない夜に 僕ら手を繋いで 他愛もない思い出話に身を任せて 気付けば夜が 明けていたね あなたの横顔は何よりも綺麗だった 間違い探しみたいな日々でも あなたがいれば 違和感さえも美しく思えるような 花とあなたの姿を重ねて 逃げるように笑ってた あなたの痛みに触れるのがこわくて 気づかないふりをした また遠くなる あなたは綺麗なまま 色褪せやしないあの日の 思い出を胸に あなたの手を握って 前だけ見て歩いていた 2人同じ歩幅で歩くことは できないなんて気付かずに あなたの痛みに触れるのがこわくて 気づかないふりをした また遠くなる あなたは綺麗なまま そうやって手放してしまった 痛みもあなたなのだと知った今なら 愛せると思うんだ あなたの花と枷