「ねえ私ちゃんと 上手に生きられていますか?」 あるはずもない答えを手繰り寄せて 空っぽを今日も抱きしめた 幼い頃は容易かった"ありがとう"も "ごめんね"も"大好き"も いつからか後回し そりゃ自分も見失ってしまうよな エンドロールが終わりを告げても この日々は続いていくんだ 切り取られた美しさだけで かたどるのはもう終わりにしたいよ 今あなたが光見出せずとも 等しく照らし続けていたい 星のように美しくなくていい シネマを抜け出して 「ねえ、私ちゃんとあなたに 寄り添えていますか?」 優しいあなたはきっと頷くだろう 困らせてばかりでごめんね 正解にこだわって間違い探し そうだよね、馬鹿だよね 分かっていたはずだけど まだあなたといたいのに "独り"になった 悲しくて泣いていた だって全ては分かり合えないから それなのに想いは言葉になっていく エンドロールが終わりを告げても この日々は続いていくんだ それなら何度でも会いにいく 簡単なことに今更気付いたよ 今あなたが光見出せずとも 等しく照らし続けていたい 星のように美しくなくていい 側にいる、ただそれで 言えずにただしまいこんでいた 想いも全て記していくよ あなたが全部教えてくれたんだ シネマを抜け出して