君が料理をすること なんてあまりないから 普段は大体、ていうか毎回 作るのは僕で献立もめんどいんだ 君が料理をすること なんてあまりないから たまの気分でキッチンに立った エプロン姿の君で ごはん3杯は食べれるよ 難しそうで意外と簡単な かと思って油断してたら奥が深い オムライスは まるで君みたいだな 僕が作ったオムライスは 君が作るそれよりもお店に近くて 卵なんてさ 半熟ふわふわで とろけるような味なのに なんでかな 君のが食べたくなるんだ 君がキッチンに立つ事なんて ほぼないから あれはどこ? これはどこ?って 結局僕が作った方が早いじゃないか あとあきらかに 慣れてない手つきを見てるとさ こりゃたまらんって他にこんなにも 可愛い生物がいるなら 教えてくれと思うんだ 少しの火加減で 崩れてしまいそうな かと思って油断してたら奥が深い 君との距離感は 君が作ったオムライスは 僕が作るそれよりも 見た目もひどいし 卵なんてさ 半熟が好きな僕の好みとは違うのに なんでかな 君のそれには勝てないな オムライス食べたい 「今日はなに食べたい?」 「君が作ったオムライスかな」 君が作ったオムライスは 僕が作るそれよりも 見た目もひどいし 卵なんてさ 半熟が好きな僕の好みとは違うのに なんでかな 君が作ったオムライスもいいけど むしろそれよりも君が欲しいし 髪の匂いとか 別に好きな匂いでもなかったのに なんでかな 今は君の匂いが落ち着くんだ オムライス食べたいな 今夜、君を食べてしまおうか