息白し朝、君からの連絡はないまま ただ会うための片道切符の 「会いたい。」を待ってた 昼夜のバイトで 君の維持費を稼いでいる 僕のことなんて露知らず君は きっと彼と居るんだろう その重ね着している 心の奥のどっかに 見え隠れしている 彼への確かな依存に 気付いてるのに わかってるのに ただ僕は今日もあの日の 「またね。」を待っている 通話ボタン連打して、 何件も履歴を残して 全部彼に気付かれて、 フラれてしまえばいいのに そしたら晴れて僕は 君の彼氏になれるかな そんなわけはないか、 そしたら僕をポイだろうね 暗がり潜むように車を停めて 去り際交わした、 「またね。」って約束 夜に紛れ重なるシルエットは 酷く美しく映っている 空風が冷え切った僕らを なぐるように吹いた夜 「寒いね。」と呟いて 2 人手を繋いだ この冬がいつまでも続くなんて 思ってやしないけど いつまでもこの手を 繋いでいられますように この重ね着した心の奥のすみっこに 見え隠れしている君への醜い依存に 気付いてるけど わかってるけど また僕は今日も君に 飼いならされたまま 君の番号を消して、 思い出も指輪も全部 無かったことにしてしまえたら 楽なのにね そしたら晴れて僕は 正常と呼べるのかな そんなわけはないか、 また君に出会うだろうし 暗がり潜むように車を停めて 去り際交わした、 「またね。」って約束 夜に紛れ重なるシルエットは 酷く美しく映っている 暗がり潜むように車を停めて 去り際交わした、 「またね。」って約束 夜に紛れ重なるシルエットは 酷く美しく映っていた、 はずなのに 「もう会えない。 ごめんね、私ね、 彼にもう嘘を吐きたくないの。」 今更、なに身勝手な事を言って なんて言えるわけないよな