待って 黙って君を愛し抜けるから 誰かの代わりなんて知ってるから 黙って、泣いた 君は何も言わなかった 迎える二度目の今日 変わらないことで有名なあの信号機 少しでも君が欲しくて わざとあの道選んだ ここでいいよって 家とは程遠い場所で なんとなくわかった けど見送った 信号は点滅を繰り返していた 遠くなる君の背中を見つめていた 待って 黙って君を愛し抜けるから 誰かの代わりなんて知ってるから 黙って、泣いた 君は何も言わなかった 迎える二度目の今日 灯らない通知眺めて時間が経って いつもなら君から 「電話しよ?」って言ってたっけ 最後は君の寝息だけ 聞こえてたっけな 「電話しよ?」って そんな一言も言えなくて やっとの思いで押したんだ “通話中”余計に確信をついて 枕の君の匂いに埋もれ 一人で果てて 不安は一回り大きくなって いつから僕らしてないんだっけ? この期に及んで思うことが最低だね 待って 黙って僕を愛し抜いてよ 誰かに代わりなんて 務まるわけないから 黙って、泣いた 僕は何も言えないまま 迎える同じ夜も 言葉を選んで、愛を語って 奪ってしまえば… なんて意地も張ってた 言葉を失って、憎にはまって 奪われてしまった 背中を見つめている 余って、迷った 愛の行き場は 僕が余すことなくもらうから あわよくば、それ以上 現実は非情だ 報われんな 待って、黙って 君を愛し抜けるから 誰かの代わりなんて知ってるから 黙って、泣いた 君は何も言わなかった 迎える二度目の今日 迎える同じ夜も