無限に広がっていくの 流れる宇宙に 途絶えたパルスも 残された声も 塞いだ夜も 交しかけた言葉も 無重力に浮かび 取り戻せなくて 孤独を抱えて 止まってゆくと思ってたんだ さっきまでさっきまで 一人地球を眺めていたけど 君の街を見つけ息を飲んだ 何にもない空間を漂う私は両手を 伸ばして掴もうとしたんだよ 地平線の彼方の まばゆい光に 飲み込まれながら 開けた視界に 碧を見た 遠ざかっていく流星に 空と海の境界に 巡り巡る天体に 届かなかった運命に いつも願っていたよ さっきまでさっきまで 一人地球を眺めていたけど 君の街を見つけ息を飲んだ 何にもない空間を漂う私は両手を 伸ばして さっきまでさっきまで 一人地球を眺めていたけど 静寂の中ドアを開け放った 凍り付く酸素もない世界私は一人で もがいて変わろうとしたんだよ