曇り窓に 雫が光り 2月の東京に 冬が落ちる 汽船が行き 街に広がる陽を今日も (声が聞こえたら 空に消え行く陽を今日も) 抱きしめて 変わらない心も いつかは夢になり 過ぎた日がそっと (忘れたい言葉も 伝えたい言葉も) 声も影も 形をなくしても 僕はやがて 想いを超え 空に還る ふわり揺らぎ 滲んでゆく 好きも嫌いも 分からなくなる 日々の暮らし 余裕のない感情も 抱きしめて 変わらない心も いつかは夢になり 過ぎた日がそっと (忘れたい言葉も 伝えたい言葉も) 声も影も 形をなくしても 僕はやがて 想いを超え 空に還る 僕はやがて 想いを超え 空に還る