午前0時が過ぎた頃から街から光が 消えて ヘッドフォンから流れる好き 勝手歌いまくる ピンクモンスター ある日から僕の頭に住み始めて 晴れなくなって こびりついた君の音僕を激しく切り 裂いて 霧の中君を探してるけど影は少しも 見えなくてさ 鳴り続ける耳の奥で叫びにも 似たこの声は 僕をずっと夜の闇に閉じ 込めてしまうから もう抜け出せはしないんだ 抜け出したくもないんだ ピンクモンスター 無口な君はいつも何も 答えてはくれないけれど 音に埋もれた言葉を掻き分けながら 探すのさ 霧の中君を探してるけど影は少しも 見えなくてさ 鳴り続ける耳の奥で叫びにも 似たこの声は 僕をずっと夜の闇に閉じ 込めてしまうから もう抜け出せはしないんだ 抜け出したくもないんだ 僕を動かす君の声は今も僕を 導いてる 限りのない空の中で確かな君の音を 消えない想いに 重なっていくいつだって 張り巡らされた 糸に捕われてるだけの僕はただの 蝶で いつか君がいる空へ羽を 広げてこの雲を越えて ピンクモンスター