傷だらけの心のまま紫の花を見つめ て 雨宿りをしていた時、 あなたに巡り会い 気付けば言葉を交わしてそんな日が 続く度に 忘れかけていた自分を思い出すよう になる でも、時が過ぎて もうあなたのいないこの場所は 枯れ果てた梅雨花のように 寂しさだけが残っていた 悲しみを乗り越えたくても あなたのことを思い出して 時間をまた戻したいと 何度もそう願ってしまう 大切な人だと今更 気付いたのにもう会えなくて 雨のように涙が溢れていた 雨宿りでもないのに私は此処でいつ も あなたを待ち望んでいる、 叶いもしないのに どうしていつまでも 独りになるのが怖いのかな 時を重ねても私は また孤悲を繰り返していた 悲しみを乗り越えたくても あなたのことを思い出して 時間をまた戻したいと 何度もそう願ってしまう 大切な人だと今更 気付いたのにもう会えなくて 雨のように涙が溢れていた 朝を迎える度にいつも 空を見つめる私がいて 切なさを噛み締めながら 誰もいない場所へ歩いていく 大切な人だと今更 気付いたのにもう会えなくて 雨のように涙が溢れていた