懺悔

歌詞

生まれて来たことを恥じました 私を産んだ親を恨みました だから死のうと思いました それでも死ねずに生きました うつむきがちな子供でした 怒られるのが怖いから 良い子にしてました 鼻をかんだティッシュが 邪魔だったから 誰もいない隙にポイ捨てしました 隣の席の子が友達になってくれて 人気がある子で優越感に浸りました あの子の鉛筆を盗みました あんなに欲しかったのに 気持ちが醒めました 私はあの子を妬んでただけでした 怖くなって川に捨てました 自分に自信が持てませんでした 嫌われるのが怖いから 断れませんでした お金を盗んで来いと命じられて 捕まったことにして逃げました 居場所を失くして孤独に震えて 自分を傷付けて 死に場所を探しました 弱い自分を憎みました これまで歩んだ人生を悔やみました あとであの子がいじめられて いるって聞いて 暗い部屋で独りほくそ笑みました 普通の大人になって 電車で席を譲らず寝たふりして 向かいの席の子供を睨んで 扉際の妊婦を突き飛ばして 結局金が大事で 友達も家族もみんな裏切って それでも後ろめたさなど抱かずに 強く生きたいと願いました 善人ぶって自己愛を隠し持ってる そんな狡猾な大人に 私もなれたでしょうか 中途半端な良心に苛まれて生きてる そんな醜い私を 消したいと思いました 生きてるだけで罪深いと思いました 罪を犯してまで生きる理由が 見当たりませんでした 生きてても辛いだけで 死のうと思った それでもこうして 死ねずに生きて来ました 死ねなくてすみません。 私は生きてます