まるで空を見限るように 雲は流れて 冷たい風が僕を嗤っていた 君は折れた傘を拾って 空に広げる ちぎれそうな細い影が揺れてる 傷つけあう日々の中で 優しい言葉を 思い出せるのなら もう一度その手を この頬に当て 君のぬくもりを 荒れた胸に注ぎたい ねぇもう一度 その手を 誰も何も知らないままで 嘘はつけない 僕の見えない君が震えている 僕は逃げる雲をめがけ 拳を握る 遠い空の向こう側を教えて 枯れ果ててく魂にも 一瞬の夢が 光放つのなら もう一度この手で 君を抱き寄せ あの日見た空の 走る風を見つけよう あの光をこの手に ひどい雨も暗い夜も もう恐れはしない 強い風は僕を抱いて 舞い上がってくよ 枯れ果ててく魂にも 一瞬の夢が 光放つのなら もう一度この手で 君を抱き寄せ あの日見た空の 走る風を見つけよう あの光を もう一度その手を この頬に当て 君のぬくもりを 荒れた胸に注ぎたい ねぇもう一度 その手を