はじけて消える刹那さえ 揺らぐ心を照らします こめかみ伝う雫が あごの先まで流れて 浴衣の襟 濡らすけど それどころじゃないんです どうして手を離したの うまくいってたはずなのに これからがいいところ! 君がいない ちょっとぶつからないでよ ナンパもお断り 慣れない下駄の鼻緒が 笑えるくらい痛い 祭囃子に飲まれて はぐれたのは君?私? クライマックスに もう間に合わないみたい まさかひとりで見る羽目になるとは 思わなかった 花火があがります ちょっとおセンチな気持ち 楽しそうね みんな 慣れない下駄の鼻緒が 笑えるくらい痛い 祭囃子に飲まれて はぐれたのは君?私? メイクも髪も崩れて 笑えるくらい辛い この花火が終わるまで 身動きもとれそうにない クライマックスに 間に合わなかったけど 君もどうせどこかで見るんだから 別にいいかな 花火が綺麗です 名前呼ばれて振り向けば 息を切らした君がいた