泣き疲れて ついに眠ったようだった 「夢はきっと 楽しいイベントだったらな」 除光液が 夜を溶かしていく 理由がいつもお金になってきた イメージだって 歪んだ抽象画 爪をかじって 彼女はこう言った 「最後の最後で笑うには 賢くなくちゃ」 耐え切れないほど生活感がした日曜 彼女のネイルを誰が剥がしたのか? 1人探して 今も探している 眠る前に 死ぬほど不安になってきた 「夢見るって こんなに難しかったのか」 電気消して 視界澱んでいく 向かい座って 本音話してみた 「怖すぎる」って 初めて声にした 父は笑って 静かにこう言った 「最悪、 最後はいつだって守ってやるさ」 耐え切れないほど生活感がした日曜 夜の輝きはどこへ向かったのか? 1人探して 今も探している 耐え切れないほど生活感がした日曜 彼女のネイルを誰が剥がしたのか? 1人探して 今も探している 耐え切れないのは生活感だった 日常 僕の指先は 空を掴んだまま 今も足掻いて 今を足掻いている