誰も住んだことのない 家を建てたくなったら 月の上ならきっと 居心地いいような気がして 胸が騒いだよ 人はどうも知らない ことに怯えてるようだ 酸素もないし水もない ことがそんなに大事かい すべてはアイデア きみとぼくのふたりなら 何も怖くないね 月面基地の窓から 望遠鏡でロマンチックな 銀河を覗き込むのさ きれいなものばかりが 語られるわけじゃないさ それはそうと今夜きみは とてもきれいだね 抱きしめちゃうんだよ きみもぼくもふたりなら 挫けずに済むよ 月面基地の窓には 夜も朝も雨も晴れも うつりこむよ 変わることもあるだろうね 塗りかえようよ 胸騒ぎと愛とアイデア