やけに広い部屋 寝転んだ昼下がりに 時間が経つ早さに ちょっと驚いたりして 彩りのない日々に 味のしない生活に ふたりにとっては必然なのだろう 思い出せないほど すぐそばにいたね ああ 君のいない世界はいらない グラスひとつ 退屈な食卓だ 永遠に見えたふたりの写真を 見返して 泣いて 一枚残して はじめて会った日 夜の駅 月が綺麗で 綺麗で 綺麗で 眩しい さようなら ごめんなさい いままでありがとう 元気で過ごして ちゃんと食べてね こんな歌は歌いたくない 聴いてほしくない 姿も 形も 声も 約束も 思い出せないのは 泣いてしまうから ああ 君といたい 誰にもあげない 結局歌にしてる 僕はいかれてる 君がいいよって 言うわけがないのにね