僕が君と出会ったみたいに 君も誰かと出会うのだろう 愛するということはもっと 楽しいはずだと思っていた 優しさだけじゃ足りなくて 不確かな答えを探る日々だ ほんの気まぐれが二人の全てを 変えてしまったのかな 呆気のないほどに季節は過ぎて行く ゆらゆら揺らいでいる日々に 嫌気がさす バスタオルが包むその隙間 覗き込んで笑う天使が 星屑みたいにこの街の どこかへ飛んで消えていった ひび割れた硝子の心に 癒える愛しさが見つからなくて 乾くことない悲しみに濡れている 君のいない街で 夜が明けるまでぎゅっと目を閉じて 堪えながらの日々を超えて さすらう君の姿形を 今も追いかけている 抱えた憂いを分け合ってた二人の きらきら煌めいた日々が恋しくなる マグカップを包むその両手 袖に隠れる白い天使が 星屑みたいにこの街の どこかへ飛んで消えていった 張り裂けた塞がる心に 飾るつよがりも見つからなくて 乾くことない愛しさに浸っている 月灯りの下で 一人になりたいとこぼしていた 二人のときはわからなかった もう少し強いはずと思っていた 君と離れるまでは バスタオルが包むその隙間 覗き込んで笑う天使が 星屑みたいにこの街の どこかへ飛んで消えていった ひび割れた硝子の心に 癒える愛しさが見つからなくて 乾くことない悲しみに濡れている 君のいない街で