忘れかけた記憶を カクテルで引き出して 語る 寡黙 ところで その話 何度もしたよ どのくらい時が流れたのか 分からなくなった いつまで経っても 僕らは子供 やがて 透明になった 追憶の向こうへ もう二度と 辿り着けないのさ ずっと 無理 ああ 僕らはまだ 夜を見つめてる まだ 拾いあぐねた言葉 誤魔化しで 飲み干して 融ける氷 気づかない 夜に鳴く 狂気の沙汰さ 本当に時は流れたから どうも浮かないね いくら足掻いても 僕らは大人 子供返りを繰り返す ああ 時の中へ 縛られてる ただ ただ ああ 罪を逃れ 僕らは思い出す イデア あの日の僕が 夜を求めてる まだ 心の澱が まだ 息をしてるのさ ああ 僕らはまだ