雨上がりの日差しは 僕らに刺さって 思わず細めた君の顔を見てた ひとつしかなかった 傘をしぶしぶたたんで さっきまでより少し離れ 歩き出す夕暮れ 君の方から手を差しだして されるがまま繋がる両手 慣れた手つき余裕な顔の君 プライドもなにもなくなるけど 君の横顔に殺されて 台本は白紙にもどって そのくせぎゅっと手を握るだけで 赤くなってうつむくから ずるいよなむずいよな こんな毎日を 悪いなんて思えないけどさ 頭が真っ白になった 歪んだ視界に映る 無数の光る選択肢 いつまでも ビジョンが浮かばないまま 君の方から手を差し出して されるがまま繋がる両手 「どうするの?」って 聞き返すばかり 行き先も足だけが動いてく 君の横顔に殺されて 台本は白紙にもどって そのくせぎゅっと手を握るだけで 赤くなってうつむくから ずるいよなむずいよな こんな毎日を 悪いなんて思えないけどさ 意気地ないまま今日も終わる日曜日