ウイスキー 飲み干したグラスの底 溶けた氷で 薄まる愛情は今 ウイスキー 飲み干したグラスの底 夢 置いてうつつに口付け ウイスキー 飛び散ったガラスの向こう 愛 生温い情の欠片 たかが恋と されど愛と 蔑めど 行く末の見えない 結末ばかりを 笑えぬわ わたしのことを 忘れてゆくのね それがきっと幸せだと言い切ってさ わたしの鼓動 失くしてゆくのね それがきっと愛だったと 言い切ってよ 「全て偽物さ!」笑顔の幕開け ウイスキー グラス 氷 ゆら ゆら 所詮愛や恋の遊び道具 踊り出せる闇を壊せ ガラスの向こう 捻り壊して 優しさなど飾り立てた 所詮愛や恋の遊び道具と けたたましく嘲笑う夜に堕ちたら 踊り出せる闇を壊せ 例えこの身を滅ぼせど あの日の貴方が笑うのなら 幻想空想妄想に支配された ガラスの向こう 捻り壊して わたしのことを 忘れてゆくのね 溺れた日々も幸せだと言い切ってさ 全て許して 忘れてゆくのね そんな甘い気持ちで触れないでよ わたしのことも 殺してゆくのね それがすべて愛なのさと嘲笑ってよ 「そして偽りの夜明けが来る」 「全て偽物さ!」笑顔の幕開け