「beyond」 雷鳴のように唸る海鳴りが 彼方でまた 遠く響いてる 呼び声がする 小さく でも 強く 確かにここに語りかけてる ハロー 君はまだその部屋でひとり 日々の灯りを吹き 消しているんだろう 驚くんだろうな 信じやしないんだろうな 喜んでくれるといいけど ちょっとは上手くなったよ 生きていくこと 相も変わらずへたっぴな笑顔と 一緒に あの日の未来の僕はもう 君と重なった 変わらないまま僕になっていく 何を望み生きるだろう 誰を想っているんだろう 与えられた命が自由だと教える 例え届いてなくても何度も 呼んでいるよ 今は知らなくていい 知っていたことを知るその日まで さよならの度に幾つも手を振った 始まりがあって終わりがあること 背が伸びるほどに 傷ばかりを見せ合った ポケットには夢を隠したまま 生きていくほどにどうやら 解り合えないと知って 誰もがひとりだと気付いた時 何を手にするんだろう 誰と歩いて行くんだろう 君だけの命だよ 僕もここにいるから 望んだ世界じゃなくても 君が選んだのなら 祈るよりも強く願うよりも大きく 歌うよ 何度も呼ぶ声のする方へ 手を伸ばしていた 手を鳴らしていた 海鳴る向こうに遠く響く 優しい声のあなたに会いたい あの日の未来の僕はもう 君を超えていった 今 手を繋いでここにいるよ ひとりひとりで僕らだ 孤独とふたりぼっちだ だからそばにいるんだよ いたいと願うんだよ 例え届いてなくてもこの声が 枯れても尚 祈るよりも強く願うよりも大きく 何を目にするんだろう 誰の声を聞くんだろう 全てが君になるのさ 怖がらなくていいよ 何度も呼んでいたのは 君の名前なんだよ 今は知らなくていい 知っていたことを知る その時は隣に 君とあなたがいてくれたらいい ようこそ君もこの世界でひとり