曖昧な言葉を涙のせいにして 歩く全ては悪戯を成していく 遠ざかる昴に願いを込めた今朝 光が差して 目が覚める彼方 春の日の様に まだ眠気を誘う朝空 今日まで 叶わない未来を連れて来た 陽で煙る窓辺を跳ねた欠伸 また 同じ様な違う時間ばかり 過ごしてる 遠回りをした夢の中を 後戻りをした帰り道を 忘れるにはまだ早いけれど 季節は今 巡る 風に花が散った 確かな足音に時雨咲きする街 静かな音で踊る麗らかさを 雪柳ぐ小春に渇いた空の下 何も無いのに 記憶を抱いて迎えた 廻る命や かけがえた季節に 思いの丈で背伸びしていくだけさ 足取り軽く跳ねた猫が俺を 追い越しても 気ままに歩こう 遠回りをした夢の中を 後戻りをした帰り道を 忘れるには少し早いけれど 季節は今 巡る 風に花が散った 確かな足音に時雨咲きする街 静かな音で踊る麗らかさを 雪柳ぐ小春に渇いた空の下 例えられないよ 曖昧な言葉を涙のせいにして 歩く全ては悪戯を成していく どんな風に君が君を満たして 行くのか 誰もわからない 春の日の様に