如月は環状線沿いに掻き消されては 根拠のない自信と夢、理想を掲げる 孤高思想に絡まった強がりの少女 綺麗事が耳障れて 惑う 戯れを嫌うようにして振舞いながら 居場所を探してる 窓の外を眺める "本当の姿は何処に在るんだろう" 胸の内に慰めても違う これ以上は無いよ 今、異常は無いよ 探したって そして選んだ荒んだ現状 眼を逸らさないで 迷子になったって明日を繋いでよ 廻る世界に生きる僕も独りで 空回りしたって ほら 見えるでしょう 夜を越えた後の朝焼け 眼に眩しい 心を交わしたつもりになって 擦れ違うけど 頬を染める彼女は独り部屋で悶える 如月は涙腺上を駆け抜けて行く 心に咲いた歪んだ花言葉 愛されたいなんて言わないで 君が触れてきた温もりを 見過ごさないでよ きっと側にいる 軋轢は彼女に従う 忌々しい 迷子になったって僕が側にいる 例え 僕が君より馬鹿だとしても 空回りしたって ほら 見えるでしょう 軋轢は彼女に従う 忌々しい 愛されない今日だって 耐えられない今日だって 迷子になったって明日を繋いでよ 夜を越えた後の朝焼け 眼に眩しい