確かに響いた足音を頼りに 僕らはいつしか出会って 共に鳴らし、共に笑う そんな日々がまだ続くと思っていた 薄暗い足元 どのくらい歩いただろう 忘れた痛みもあるだろう それでもあなたは強く踏み出して 疲れてしまったんだね 私の道は此処で終わりだと あなたはそう言うの その瞳を見て僕は何も言えなかった さよならを言うだけでは あなたを無くすだけだよ どれだけ最後を飾っても 終わりは来てしまうんだ 僕達はいつの日も おどけて笑ったよな そんな日々がずっと続くと 思っていた 夕凪、空が旅立ちを迎えた 最後の時は 懐かしさに揺れ涙を流してさ 沢山の思い出達を思い出して笑おう きっと飾る最後は 僕が歌を唄うよ あなたの行く道がいつも 喜びに溢れる様に あなたが失くしてしまった 夢の続きをいつか 僕が歌ってみせよう 五線譜にあなたを乗せて 僕達はいつの日も おどけて笑ったよな そんな日々が今、静かに終わった