丘に立つ二人の影と煌めく景色のせ いにして 言えなかった言いたかった君の思い を今じゃ伝えれる 好きな訳を聞かれていつもと同じよ うにからかって 思い出す様なふりをして夜に投げる ように 僕は叫んだんだ 星を落としたように君の頬に光った そんな魔法のような君の言葉は 大袈裟じゃないほど君の笑った泣き 顔は 呼吸を忘れるくらいに 平気なフリしてうつむいた電車の通 る音にごまかして 鼻をすすった音も僕は見ていた 気づいてあげないように 僕の肩に涙を落とせるようにして 耐えられなくて泣きわめいたそのぬ くもりが 壊れることがあってもごめんねとあ りがとう ずっと繰り返していけたら 星を落としたように君の頬に光った そんな魔法のような君の言葉は 大袈裟じゃないほど君の笑った泣き 顔は 呼吸を忘れて 何度も何度も確かめ合うように 握った強さを感じながら 君の声僕の声二人しか聞こえなくて も それでいいんだ僕ら 朝を待つ二人の影 重なり合った二つの影が 朝焼けに包まれていく