君が望んでる未来に 僕がいなくたって いいんだよ でも、もっときっと ずっと ねぇ、もっときっと ずっと 必ず幸せになって 僕の最後のわがまま 風が乾きはじめましたね 君はお気に入りの赤い ニットのジップを上げて どこへ行くの? 目覚めて気づく 空いたスペース 駅への道 キッチンの棚 仕掛けられたトリガー 君がいない現実 見上げれば 高すぎる青空 ひつじ雲の群れが ないた 僕ひとりに 世界はただ 広すぎて ウソみたいで 君が望んでる未来に 僕がいなくたって いいんだよ でも、もっときっと ずっと ねぇ、もっときっと ずっと 必ず幸せになって 僕の最後のわがまま ちょっとマイナーな映画 君が大好きな物語 僕もすっかりファンになって 何度も見たよね 早いもので第二作が 来月には はじまるそうです 君の隣のシートには 誰がいるんでしょう 予想外の結末だったけど 気づけなかった 僕の弱さ 伏線が張られてたんだね 繰り返し あちこちに 君という映画の第二作 僕の配役はなかったけれど エンドロールだけでいい 君という物語の 一場面に登場できたもの 満足しなきゃな 僕が描いてた未来で 君は まだ笑いかけてくるから 正直つらいよ、ねぇ けれども、やらなくちゃね 「今、ここ」から書き直すよ 新しい明日を 君が望んでる未来に 僕がいなくたっていいんだよ でも、もっときっと ずっと ねぇ、もっときっと ずっと 必ず幸せになって 僕の最後のわがまま