誰かを悪者にして 自分は正しいと思いたかった 大事なものはみんな違うって 分かってるのに 分かってたはずなのに どんな夢を掲げて生きてきたの 僕以外の人生を 僕は知らないんだ 冬の木立のような淋しさだけ残して 綺麗なままで 誰も憎まないように この記憶も傷も僕だけのもの 言葉が消えてしまう前に 幾千の 幾万の 人生録(おとぎばなし)を もう二度と見失うことがないように どれだけ心削っても 届かない思いがあると分かってた それでも紡ぎ続けるのは 僕にしかできないって 信じたいから 君が忘れないように 歳を重ねても変わりたくないもの 雪が降りやむ前に 幾千の 幾万の 人生録(おとぎばなし)を きっと、ほら。世界中に 届けてみせるから