電車の窓に映った君の目と 目が合った 何となく気付いていたけど 目逸らして寝たふり 似合わないワンピース姿、 君だけは笑わない 昔読んだ絵本の中の魔法は 本当にあるよ 季節が移ろっても 枯れないあの花になりたい 覚めない夢、叩いた頬 痛みを感じたのなら 真っ先に向かうわ 君のその悲しみの隣 泣き方分からなくなったら 笑わせてあげる Netflix?ゲームでもする? 何でもいいけどさ 君の街優しく吹く風のように 読みかけの長編小説、半券を挟んだ 時計の針が狂っていても日々は 続いてく 夕べの レイトショーの中の2人にはなれな い 誰にも言わなかったこと 気づけば君は知ってる 黙って頷くけれど 何を思っているの? 明日晴れたらどこへ行こう 雨は降らせない 空が似合う青いデニム ちゃんと履いてきてね 知らない街歩く2人、風のように 覚めない夢、叩いた頬 すぐに行くから待っていて 重なる視線 退屈な日々に さよなら、手を振る 神様も呆れるほどに 君のこと想ってる 紅葉赤く色づいてく 肌寒い夜に 赤い鼻でくしゃみひとつ 身体に気をつけてね プロローグ綴り、1人風を待つ