路地裏動く影 嘘か誠か真実はひとつか パンドラのカラクリに 触れるは罪か 疑心は募るばかり 救えたはずの君は 自分の首をゆっくりと絞めてた 時代は違えどそこに 一切の憂いなんてものはないのさ 月明かり照らされ ガラスに映った酷い顔に笑う この星の根は侵されてる 噛み切るくらいじゃ 消せはしないのさ 瞳に映る君の面影が 消えてしまわぬように 何度でもこの手を伸ばして 救い出すのさ ドクンと脈打つその声が僕らを 繋いでる 僅かな光を胸に抱いて まだ蕾のまま蒼く幼気な 君がその芽を紡ぐなら 堕ちる結末さえ変えて 白日の下にその意志を掲げて 夢抱く感情から 溢れるこの胸の痛みは この先の暗闇を裂いて導を灯す ドクンと脈打つその声が前を向けと 叫んでいる いつかは掴めるのかその光を 応えてくれ