遠くまで 歩いてきたの あの日の面影を 重ね合わせるように 幾度も 四季巡りて 私たち を通り過ぎた その姿は変わるけど こんこん降りゆく 沫雪が 見せるは あなたの暖かな笑み 湿り雪を すくい抱き 眠りにつくだけ 不安な夜 語り描いた 平穏な日々が 僕たちの夢だった だけど日常(そこ)には何か 大事なものが足りなくて 旅の軌跡 顧みる ごうごう逆巻く 白雪は 己の進むべき 道を隠す 雪明かりで 探すけれど 未だ 見つからず 日は皆を 揺り起こしてく 私たちはsnow roads 行くのだけれど 風はあまりに 冷たいから セピア色のローブ 羽織って