ありふれた日常 音もなく崩れて 昨日の残照さえ 見つけられず 血の匂い 呻き轟く現状に 積み上げられた 軀の山 不条理さ その裏の 無量の悪意に 運命も 見いだせず 翻弄される 絶望への吐露 過去へと捨て去り この禍切り裂く武器 握りしめ 止めどなく 続く悲嘆の連鎖 それでも戦意は 瞳にある 記憶へ 消えていった 幾千の願い 悲しみ 怒りにし 壁を殲滅する 無慈悲に抉られる 肉体の痛みと 最期恐れ崩れゆく 理性携えて キョウキに身を委ネ 恐れ眠らセテ 全テ絶ヤス 悲愴ノ覚悟 胸ニ宿シテ タヤスマデ・・・